10月17日配信「自分自身の価値観や判断基準を大切にする」占部正尚

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□ 講師道錬成道場『雙志館』通信 -2016年10月17日-

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■ワンポイント・エッセイ
「自分自身の価値観や判断基準を大切にする」  占部正尚

 あなたが湖の周辺で散歩している時、湖面から女神様が現れて
「金の斧、鉄の斧、どちらが欲しいですか?」と聞かれたら、
あなたはどちらが欲しいと答えますか?
 話をセミナー会場ですると、8割近い人が「鉄の斧」と答えま
す。なぜでしょう?私は「イソップ童話のストーリーは何でした
っけ?」とは聞いていないのに・・・。
 誰もが既存の価値観や知識を基に考え、意思決定をします。
それ自体は効率よく物事を進めることになり、また勉強にもなり
ますが、行き過ぎると問題が生じます。
 すなわち、既存のライン以上の新たな商品開発や顧客開拓、組
織改善などに取り組む姿勢を損なってしまうのです。
 これは、社員が能力(リソース=資源)を発揮しやすいリソース
フルな状態を作るというリーダーの使命から大きく逸脱することを
意味します。
 リーダーおよび講師は、まずは自分自身が既存の価値観に縛られ
ていないかをチェックし、メンバーや受講生に対しても自身の価値
観や判断基準を大切にするよう求めてください。

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http://soushikan.blog.jp/archives/cat_192999.html
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