セカンドキャリア世代のリスキリング(1)

柴田登子(しばたたかこ)

こんにちは!第1、3月曜日を担当いたしますキャリアコンサルタントの柴田登子です。
 先日、岸田首相が臨時国会の所信表明において、今後5年間で国民の「リスキリング(re-skilling=再スキル化)」に対し5兆円を投じると発言しました。国民が人生100年時代により長く働けるようになるためのものです。セカンドキャリアを意識し始めた世代は特に「リスキリング」が必要と言われています。しかし、ほとんどの人には言葉そのものが初耳で、何をすべきものかイメージが沸きづらいと思われます。
そこで、このエッセイでは4回にわたり「リスキリング」の重要ポイントを取り上げていきます。
1)リスキリングとは何か
再スキル化と訳されても、これまでに耳にしていた「スキルアップ」や「学び直し」とどう違うのかピンと来ない人も多いのではないでしょうか。そこで、経済産業省の定義について解説し、セカンドキャリア世代がすべきことをお伝えします。
2)「資格取得」はリスキリングになるのか
 リスキリングがネットやニュースで話題になるとき、必ず同時に紹介されているのが「資格取得」です。セカンドキャリア世代が新しい資格にチャレンジすることはリスキリングになるのでしょうか?その点を解説します。
3)年齢別セカンドキャリア世代のリスキリング
セカンドキャリアを意識し始めた40代、実際に行動が求められる50代、そしてセカンドキャリアを開始する60代がそれぞれどのように「リスキリング」を進めるべきなのか。具体的な行動指針を紹介します。
4)実はリスキリングに本当に必要なもの
セカンドキャリアの構築に強くなるために「リスキリング」ですべきは「学び」だけなのでしょうか。経験豊富なキャリアコンサルタントの視点から、本当に必要な「リスキリング」の必須項目をピックアップします。
以上を把握・実践し、豊かな後半生のためのセカンドキャリアを構築しましょう。
2022年の月曜日配信は本日が最後です。今年もご愛読くださいましてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

国家資格キャリアコンサルタント、研修講師

→プロフィールはこちら

目次