みなさん、こんにちは。第2と第4金曜日担当の大嶋友秀です。
今回からは、「即答力」をつけるため、情報収集を効果的にする活動を紹介します。
即興スピーチのテーマって困りますよね。でも、話題を大袈裟に考える必要はありません。日常のちょっとした出来事でいいんです。むしろ、その方が身近に感じて聞き手が興味を持ってくれるものです。では、そんなネタをどう探すのがいいのでしょうか。
そこで、今回は「近所を散歩する」のをお勧めします。
意外と盲点なのが近所なのです。知っているつもりでも、新たに見つけるものがあったりします。
私は、昨年からコロナ禍で家にいる時間が長くなったので、散歩をはじめました。ある日、駅前商店街を抜けていくと竹藪が広がるところに出ました。こんな自然があるとは驚きでした。近くの川まで歩いて土手を散歩すると、ジョギングしている人の中で、高齢者の夫婦が多いのに気づきました。また、川が近くにあるのは、台風や集中的な豪雨による危険があることを意味します。ハザードマップによると、私のマンションは安全な場所にあるのを確認できました。
たったこれだけですが、「何かを話してください」と急に振られた時のネタがたくさんあります。例えば、散歩の経験を仕事に絡めて「自分が担当している業務の周辺に目を向けてみる」方向に話を発展できます。夫婦でジョギングする高齢者の話は健康や高齢化がテーマの時の事例となります。さらに、ハザードマップなど近隣の情報への注意は、災害のテーマの時に自分の身をもって語れるでしょう。
このように考えていくと、即興スピーチのヒントは、すぐ近くにあるのが分かります。
もしみなさんが家にいる時間が長いなら、自宅の周りを散歩してみてください。すると、意外な発見があって、あなたのとっておきの話のネタになるかもしれません。
次回も「即答力」をつけるための情報収集するための効果的な活動を紹介していきます。では、またお会いしましょう。
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