「即興スピーチを学んで即答力をつけよう!」(6)

 みなさん、こんにちは、第2と第4金曜日担当の大嶋友秀です。
今回も引き続き、「即答力」をつけるためのアウトプットする方法を紹介します。

 あなたは、本を読んだ後、その内容をどれだけ思い出せますか。そう問いかけてみると、意外に多いのは「ええ、なんだっけ?」なんて曖昧にしか答えられない人です。せっかく時間やエネルギーをかけて読んでも、はっきりと理解できていないのでは、読んだ時間や労力が無駄になってしまいます。

 そこで、今回は本から学んだ内容を少しでも思い出せる簡単な方法を紹介します。

 それは「本に書き込むこと」です。

 本を読んでいると、「なるほど!」とか「そうだったのか!」と感心したり、気づきを得たりすることがあるでしょう。私はその部分をチェックします。具体的には、そこに線を引く、丸で囲うなど、直接ペンで書き込みます。思いついたアイデアや感想を余白に書く、あとで読み返すと、その時考えていたことを思い出します。そうすると、その本はもはや本ではなく、自分だけのノートになります。

 人によれば、直接書き込みをしたくないとか、図書館から借りているのでできない場合もあるでしょう。それなら、付箋をお勧めします。私も借りた本を読む時、線を引きたい箇所に付箋を貼ります。大きめの付箋ならアイデアも書き込めます。本を返却する前に、付箋をはずして、ノートに貼ればそのまま読書ノートの出来上がりです。

 コツは、できるだけ簡単に行うことです。私は、赤ボールペン一本で書き込みします。色分けをする方法もありますが、手間がかかるのでやりません。簡単な方法が継続につながると考えているからです。

 こんな風に、「本に書き込むこと」をはじめてみましょう。

 次回も、即答力をアップするための新たな方法をお伝えします。
 まずは、今読んでいる本に、線を引いたり、感想を書いたりしてみましょう。
では、また、お会いしましょう。

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この記事を書いた人

研修講師、ファシリテーター、ビジネス作家

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